2018年1月17日水曜日

2017年の愛聴盤 10撰(新作編)


1 GEORGE DALARAS / PESTO GIA MENA
2  ADAM STRUG / LEŚNY BOŻEK
3 PAULO FLORES / KANDONGUEIRO VOADOR
4 ROSALIE ELENA RODRIGUEZ / FRENTE A FRENTE
5 LAS MIGAS / VENTE CONMIGO
6 SI KAMEL / DREAM
7 MAGYD CHERFI / CATÉGORIE REINE
8 HA VAN / TIENG HAT 2
9 ANDIEN / METAMORFOSA
10 DEDE SAINT-PRIX / DRIKOUR AMAN











1ダラーラスと3フローレスの新作は本当に素晴らしい。入手したのは年末なのでここに載せるのは後出しの後ろめたさも、ちっとばかしありますが、これらの傑作を来年に持ち越すのはあまりにももったいないなと。2のポーランドのアダム・ストラグ初めて聴きましたが、ひなびたクラやブラスにやさぐれた渋い歌声、痺れました。渋いといえば7のマジッド・シルフィ10年振りのソロも渋い。10のシ・カメル自分は初体験。還暦デビューかと思いきや2枚目?だそうで、男前のサルサ!やおされな?AOR風もカッコイイ!10デデ・サン・プリや涼やかな9アンディエンちゃんもグー!8ハー・ヴァンはだんだんよくなる。新作もよいがこれをよく聴きました。そして5ラス・ミガスの気風の良さに昇天し、4ロザリー嬢の歌に涙した1年でありました。ってホントかよ!

2017年の愛聴盤 10撰(復刻編)


1 V.A. / パームワイン・ミュージック・オヴ・ガーナ
2 O.K. JAZZ ‎ / THE LONINGISA YEARS 1956-1961
3 V.A. / LA MUSICA EN TIEMPOS DE MARTIN CHAMBI 
4 BENNY MORE CON PEREZ PRADO / EL GRAN ENCUENTRO
5 CASCATINHA E INHANA / OS SABIAS DO SERTAO 
6 V.A. / ZAIRE 74 THE AFRICAN ARTISTS
7 JOE CARROLL / MAN WITH A HAPPY SOUND
8 WASHINGTON PHILLIPS / AND HIS MANZARENE DREAMS 
9 V.A. / CHANSONS EXOTIQUES POUR CABARETS ET MUSIC-HALLS
10 東海林太郎 / 歌へ若人 東海林太郎 1934-1948











1はとにかく必聴でしょう。かつての『RCAブルースの古典』を想起するオールド・ファンも多いようですが、私もその一人です。選曲解説音質意匠すべてが素晴らしい。また今後のコンゴ音楽初期音源にも期待大!2はアナログ・プレイヤー買っておいてつくづくよかったと思いました。これも素晴らしい!3や5や8そして10は今までよく知らなかった・ちゃんと聴いてなかった音楽を聴く喜びを改めて感じさせてくれる名盤だと思います。4は音源をクロノジカルに辿ることによって聴こえてくるものがあるということがよく分かりました。6は快挙!7はLPを持っていなかったのでこの復刻はとても嬉しかった!9はオレが選曲したのかと思ったぜい!

※ロックやソウル方面のランディ・ニューマンやドン・ブライアント、細野晴臣といったお達者クラブのみなさんのCDは買っていない=聴いていないので、これから中古盤でも見つけながら聴こうかなと思っとります、ハイ。